[ニュースリリース]みんなで楽しく、ふだん使いもできる備えレシピの本 熊本地震の経験・支援ノウハウを“食”でつなぐ 「おいしいミニ炊き出し レシピブック」4.14発売!
2016年の熊本地震の際、被災地の益城町で自然派中華レストランを営む満田結子さんが始めた小さな炊き出しの輪。神奈川県川崎市から支援物資を送った私たちと交流が始まり、重ねられていく中で、この書籍は生まれました。
「支援する」「支援される」それぞれの「気づき」を次に活かせれば、災害からの復興をもっと早くできる。そう考え、いざという時、動揺して困っている時でも、停電でインターネットができなくても、手元で見て、まず食べて、生活を再建していく力が生まれてくるようなレシピブックを作りました。
災害時だけでなく普段から親しんでいただけるよう、日常使いもできるおいしいレシピ、アイデアが満載です。
被災地の復興に尽力された皆さん、クラウドファンディングを通じてご支援くださった200名以上の皆さんの熱い思いがびっしり詰まったレシピブック、是非、ご紹介ください。
■書籍のご紹介
<内容>全100P
- 【レシピ】 震災当時のレシピも盛り込みながら、人気料理家の上島亜紀さん監修により、限られた食材でも手軽においしく、体も心も温まる43のレシピを収録。発災からの環境変化に沿って時系列でご紹介しています。「節水」「疲労回復」など、災害時に役立つキーワードによるINDEX付です。
- 【対談】 熊本県益城町で自らも被災され、現地でご近所などへの炊き出しを続けた満田結子さんと、当委員会代表の山本美賢による対談。当時を振り返りながら、本書企画までの経緯や「ミニ炊き出し」の意義、今後の展望などについて語り合いました。
- 【コラム】 レシピの合間や冊子の後半にはコラムを掲載。万が一自分たちも被災者になってしまったときなど、応用できる具体例も満載です。(◆「溝の口 減災ガールズ」による常備食材を活用したローリングストック調理法の紹介◆“内閣府制度”などユニークな避難所運営をされた益城町の広安西小学校の元校長・井手文雄氏のお話◆避難所生活の息抜きにと企画されたビアガーデンのこと◆被災地で資金面から生活再建のサポートを続けるファイナンシャルプランナーの万江英彰さんによる災害時のお金の情報◆現地消防団の方へのインタビュー◆災害時の惨事ストレスや水の確保、防災グッズの紹介 など)
<仕様等>
- ・仕様: 全100ページ、A4版、オールカラー
- ・著者・発行者: おいしいミニ炊き出しレシピブック制作実行委員会
<購入方法>※本書は、書店ではお買い求めいただけません
- オンライン販売
◇からだにいいことスタイルSHOP: http://karakoto.shop-pro.jp/?pid=130441199
◇Amazon: 近日販売開始予定 - 公式ウェブサイト内での問い合わせによる購入
■「ミニ炊き出し」とは
「ミニ炊き出し」とは、書籍を作っていく中で出てきたキーワードです。熊本地震の直後、満田結子さんは在宅避難をしながら家庭用鍋ふたつ程度のご近所レベルの炊き出しを始め、その活動はやがて地域が支えあう力になっていきました。一般に「炊き出し」といえば、避難所で大きな鍋に大勢が並ぶ光景がイメージされますが、この炊き出しはいわば「ミニ炊き出し」。
地域の連携を深めたその活動に触れ、「ミニ」という発想が防災・減災にとても重要なポイントになると考えました。私たちはそれを「ミニ炊き出し」と名付け、ご近所やお友達などと日常的に楽しみながら、災害時の実践力を身につけられるような活動として広めていきたいと考えています。
<講座・ワークショップの展開>
地域や企業の皆さまの「防災や減災への備えについて聞きたい」「防災のワークショップをやってみたい」「ローリングストック調理を体験したい」といったリクエストにお応えし、本書を活用した、専門家による防災講座、料理ワークショップ開催のお手伝いにうかがいます。お気軽にご相談ください。
おいしいミニ炊き出しレシピブック制作実行委員会とは
熊本地震の際の支援に関わった首都圏在住者を中心に、このプロジェクトの趣旨に賛同した料理家、防災専門家、編集者、ライター、フォトグラファー、デザイナー等のメンバーで構成されています。
本件に関する取材申し込み・問い合わせ先
info@mini-takidashi.jp(担当:尾崎・神津)